設備概要
FACILITY
1.燃料置場
パーム椰子殻(PKS)は、海外より発電所に隣接する埠頭に荷揚げし、燃料置場に一時保管します。
2.燃料ハンドリング設備
飛散防止カバー付きベルトコンベアで燃料となるパーム椰子殻(PKS)を発電所まで搬送します。
3.燃料サイロ
ベルトコンベアで搬送されたパーム椰子殻(PKS)は一時燃料サイロに保管します。
4.循環流動層ボイラ設備
パーム椰子殻(PKS)をボイラで燃焼し高圧蒸気を発生させます。
5.蒸気タービン発電設備
発生した蒸気を動力源とし蒸気タービンを回転させて、最大74,900kW発電します。
(年間発電量約6億kWh)
6.送電設備
発電した電気は、送電線を経由し北海道電力ネットワーク(株)本輪西変電所まで送られます。
7.冷却水設備
冷却水は工業用水を利用し、冷却塔で冷却後、循環します。
8.ユーティリティ設備
空気圧縮機、純水製造装置、薬液注入装置が建屋内に設置されています。
9.中央操作室
装置の運転管理はコンピューターで集中管理・制御をしています。また、カメラによる監視も行っています。
発電所設置者 | ENEOSバイオマスパワー室蘭合同会社 (ENEOS Power株式会社 90% 日揮ホールディングス株式会社 10%) |
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発電所の名称 | 室蘭バイオマス発電所 |
発電所の所在地 | 北海道室蘭市港北町1丁目3番1 |
原動力の種類 | 汽力(循環流動層ボイラー:CFB) |
出 力 | 発電端出力 74,900kW(発電量 年間約6億kWh) |
燃 料 | パーム椰子殻:PKS(Palm Kernel Shell)100% |
設備の概要
燃料置場について
PKSは、海外より発電所に隣接する埠頭に荷揚げし、防塵フェンスにより飛散防止対策を施した燃料置場に一時保管し、その後、飛散防止カバー付きベルトコンベアで発電所に搬送します。
送電線について
発電所から北海道電力ネットワーク(株)本輪西変電所まで送電線を設置し、発電した電気を送ります。